12月9日 (金)  数量と価格

商品を売るときには、ふたつの数字があります。それは「数量」と「価格(単価)」です。
どちらも同じ数字ですから、気を付けないといけません。
たとえば「1株61万円」で売るつもりが「1円61万株」なんてやると、とんでもないことになります(笑)
実は、露店でもうっかりそういうことをするときがあります。
たとえば「ミルクを1000本を(単価)20zで売ろう」とします。
頭の中に「1000」という数字が残っていて、うっかり価格に「1000」と入れてしまう。
システム側で、これを予防するものはなく(価格が0zで確定しようとするときのみ、確認ダイアログが出る)
確定するとそのまま露店に並んでしまいます。
そうなると「価格詐欺扱い」されかねません。
気を付けなければなりません。
そこで、露店を出すときの要点があります。

1.価格の低い順に出す
上から価格の低い順に並べていくと、入力ミスで高いものが途中に挟まると、明らかにおかしいと気が付きます。
もちろん、確定する前に、商品と価格の一致性を確認します。
2.露店を出したらすぐに価格を確認する。
左側から並べた順に表示されますので、低い順に並べておくと
価格の間違いに気が付きやすい。
ただし、レアなど高額な商品がある場合は、
レアの価格ミスを防ぐために、高額の品物からチェックしていきます。
3.もう一度確認する。
一度、一番高い品物まで確認したら、今度は高い順から価格を確認する。2で高いものから確認した場合は、逆に安いものから再チェックすることになる。
4.声にする。
価格を声にすると、間違いに気が付きやすい。

基本的なことですが、商売をする者としては重要なことです。
「自分は間違えない」のではなく「間違っているかもしれない」という考えで確認することが、
エラーチェックには必要です。
何故なら「人は間違える生き物」ですから。